中世の塔に向かって。
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柔らかな冬の日差しが照りつける日曜の午後。僕らはまだ訪れた事のない、僕らの街の裏山にある中世に建造された塔へと向かって散歩する。



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昨年の12月にこの街に引っ越して来てから早二ヶ月半。僕らは以前より目をつけていた街の裏にある小山の畦道を散歩してみる事にする。

まだ雪の残る滑り易い畦道を僕らはハァハァと言いながら、そしてPrestoは子鹿のようにピョンピョン跳ねながら上って行くと、遂に古い塔につながる道を発見。僕らは塔に向かってひたすら突き進む。

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遂に今日の目標、中世の塔に到着。

近くでじっくりと観察してみると、この塔はまるで宮崎駿の描く映画にでも出てきそうなとてもシンプルな塔だった。

塔に掲げられた説明文を読むと、この塔は街の内環状道路を監視する為の塔で1400年代に建てられたものとの事。1400年代といえば日本はまだ室町時代。今もしっかりと立っているこの塔、かなりの年代物と解って僕らはビックリ。
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僕らが塔の説明文を読んだり、街の様子を眺めている間もPrestoはあっちにクンクン、コッチにクンクンといつもの如く匂い嗅ぎに余念がない。
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塔の立つ場所から望む僕らが住む街。僕らにとって新鮮な、いつもは見慣れない街の裏側からの眺めに二人ともあ〜だこ〜だと感心しながら見入る。

何でもこの街は1100年頃から栄え始めたらしく、古い街の多いドイツの中でもかなり古い街である。そんな訳で普段街中を散歩していても、身近に今も色濃く残る中世の街の面影に簡単に触れる事が出来る。
ちなみに僕らが今住む家は1700年頃に建てられたものだと入居する際に大家がいっていた。しかし300年以上も前に建てられた家に今も問題なく住めるのだから大したものだ。
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僕らが街の様子を眺めていると、反対側の小山からワウワウと大型犬の鳴き声が。

散歩の時は常に立っているPrestoの耳がさらにぴーんと立つ。
Prestoは自慢の耳レーダー全開で鳴き声の主のいる方向を探す。

耳レーダー全開で柵から身を乗り出して声の主を捜すのはかまわないけど、お願いだから絶壁を飛び降りないでね(Prestoは鹿の如く急斜面もヘッチャラで上り下りをする)。
by presto-presto | 2009-02-15 23:41
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-僕とパートナー・Tと共にドイツで暮らすウィペット・プレストとの日常の記録。                 Presto:2008年9月18日生まれの♂のWhippet。           
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