たまねぎ考察。
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「犬に与えてはいけない食べ物は?」と聞かれ僕の頭にまず浮かぶのはタマネギとチョコレート。今晩はそのうちのタマネギについて少し考えてみようと思う。




先日、ドイツの首都・ベルリン近郊のウィペットの公認ブリーダーさんのブログを読んでいたらとても悲しい事件が綴られていた。
その悲しい事件とは、ブリーダーさんが可愛がっていたあるチャンピョン犬が突然原因不明の死を遂げる。そしてその後獣医により死因はタマネギの摂取による急性の中毒死という検死結果を知らされることになる。
さらにブログには詳しく、亡くなったメスのウィペット・11kgに対し54g(これは普通の大きさのタマネギの約半分の大きさ)のタマネギを摂取してしまった結果、急激に血液中の赤血球が破壊され死に至ったようだと獣医に説明されたと記されていた。

ブログにも書かれていたが、勿論ブリーダーさんもタマネギが犬にとって害である事は知っていた。そしてこのウィペットは普段からブリーダーさんと共に生のタマネギスライスが入っているトルコのサンドイッチ・ケバップの御相伴に預かりつつも何の問題もなかったそうだ(勿論ケバップの中にはタマネギ半分ものスライスは入ってはいない)。

ネットで犬のタマネギ摂取の致死量を調べてみると、体重1kgあたり20g以上の摂取になると危険であると記されている。
しかしそうすると亡くなったウィペットの体重11kgに対する致死量は約220g(前述のタマネギの重さからするとまるまる2個以上)で、今回の54gというのは理論的には摂取許容範囲内である。また220gのタマネギというのは、これはちょっとやそっとの量ではなく、この量を摂取させるほうが大変ではないだろうか?

ではなぜブリーダーさんの自慢のチャンピョン犬はたったの54gのタマネギの摂取によって死に至ってしまったのか?
それについてはネット上に色々と興味深い記事を見つける事が出来たが(サイトハウンドの血液の特殊性など)僕はその筋の専門家ではないので記事の信憑性の判断をしかねるのでここでの紹介は控えたいと思う。


実際にこのブリーダーさんも僕もタマネギは犬にとって危険だということはしっかりと認識はしている。しかし実際にどれだけの量を摂取した場合命に危険が及ぶのか僕もこのブリーダーさんもハッキリとは知らなかった。
一体どれだけの量のタマネギを摂取した場合に愛犬が死に至るのかは勿論犬種による摂取許容量の違いもあるだろうし、ウィペット間でも個体差による違いはあるだろう。しかし今回不慮の死を向かえてしまったメスのウィペットの前例をしっかりと受け止め、またこのブリーダーさんも記事の最後に太文字で記しているように愛犬には決してタマネギ類を与えないように!というのがやはり一番の要ではないだろうか。
by presto-presto | 2009-05-14 10:15
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-僕とパートナー・Tと共にドイツで暮らすウィペット・プレストとの日常の記録。                 Presto:2008年9月18日生まれの♂のWhippet。           
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