Home sweet Home.
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8日に予定していたフライトがキャンセルになってから5日後の23日の金曜日。ようやく僕はドイツに飛び立つ事が出来、念願のTとPrestoと感動(?)の再会を果たす事に。



8日にアイスランドの噴煙の影響でフライトがキャンセルになってから5日間。僕はキャンセル待ちの身分となり、何時とも知れぬ次のフライトの連絡を待つ為に自宅で軟禁状態に(携帯が無かったため。涙)。

こんな大規模なキャンセルと混乱はそうそうないと思うので記録に残しておこうと思う(長いです)。
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楽しい日本滞在を終えドイツに帰国するには最高の天気だった8日の日曜日。最高気温は25,5℃と初夏のような汗ばむような陽気だった。

早朝、インターネットでフライトのキャンセルを確認すると、桜マニア(?)の父が「新宿御苑にお花見(八重桜)に行こう!」と提案。新宿の伊勢丹でお弁当を買って、素晴らしい陽気の下で何十年振りかにお花見を満喫する。
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月曜日の午前、キャンセルになったフライトの今後を確かめる為に港区の芝公園にあるSASスカンジナビア航空の東京オフィスへ。
僕が到着した時には既に多くの路頭に迷った(?)外国人が列をなしていて、僕の後にも次々とやって来るキャンセル客にSASは個人での対応を断念。僕らはまとめて会議室で現状の説明と今後の対応についての説明を受ける。

この時点でフライトの空き次第、各自に連絡を入れますとの事で自宅待機となる。

ヨーロッパ行きのフライトが再開したのが20日(火曜日)。待てども待てども来ない電話に業を煮やし僕は木曜日の早朝に成田へ電話。すると「こちらに来て頂けるようでしたら飛べるかもしれません」との情報。その時すっ飛んでいきたかったけれど(仕事をキャンセルしているので直にでも帰宅したかった)時刻は7時半。これではきっとチェックインに間に合わないだろうと断念。しかし次の日(金曜日)には朝イチで空港へ行く事を決める。

木曜日も東京支店からは何の連絡も入らず。そして夜に8時過ぎにメールで送られて来るキャンセル情報をチェックすると「キャンセル待ちリストの人たちへの連絡も終わり(うちには連絡が無かった!)そのうえで明日(23日)に幾つか空席があるので、キャンセルになった日にち(16〜19日がキャンセルとなり、16日から順番に飛ぶという事になっていた)に関係なく明日出発したい人は連絡下さい」との内要。
勿論僕は速攻で支店に電話をするも「確認してからメール(電話ではなくメール!)させて頂きます」との不思議な対応(空席情報くらいコンピューターでその場で確認出来る筈なのに!!!)。
一旦電話を切ったものの納得出来ずに月曜日に対応してくれた日本人のチーフに直電。しかしそこでも「すみませんが既に席はなく・・・」との返答。どうも話していると順番として帰国を余儀なくされている外国人を優先に送り返しているような雰囲気を感じたので「僕は観光でヨーロッパに行くんじゃなくて向こうに住んでいるんです。仕事ももう何日もキャンセルしていてこのままでは職を失います!」と切実に訴えるも「申し訳ございません」の一点張り。
しかし当日(23日)空港へ行ってからの裏技(航空会社のグループ内でのフライトの差し替えの可能性)の助言を得てとりあえず煮え切らないまま電話は終了。

しかしその20分後にSASから23日のフライトの予約を知らせるメールが到着。フライト内容が記載されただけの不思議なメールだったけれど、とりあえず予約が出来た事に大喜び。しかし念には念を押してフライト当日も朝イチで行く事に(心配性)。
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自宅を朝の5時半に出て成田に到着したのが7時半。既にこの時点で二組のフランス人達がチェックイン待ち。僕は3番目に。
8時45分頃にチェックインが開始して、多少のゴタゴタ(荷物関係)はあったものの無事チェックイン。送りに来てくれた母に別れを告げて出国ゲートへ。

飛行機は20分程遅れてデンマークのコペンハーゲンへと向かう。
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飛行機は20分遅れて無事コペンハーゲンに到着。Tに無事到着の電話を入れ、その後スカイプでビデオチャット。その後はブラブラと免税店を見て回り、以前から僕達が欲しいねと話していたロイヤルコペンハーゲンのコーヒーセット(何故かドイツでは買えない)を2脚とちょっとオシャレなモビール(風に揺れてユラユラ動く奴。名前合ってる?)をお土産に購入。長いと思っていた待ち時間4時間。退屈する事無く終了。
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そうそう、世界三大ガッカリ名所と名高い人魚姫像も空港内で見学。なるほど空港でオリジナルと同じものがみれるならわざわざ見に行く必要も無いなと何だか勝手に納得(笑)。
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チェックインを済ませバスに乗り込みドイツ行きの飛行機を見てビックリ。今までに乗った事の無いような超小型旅客機。機内は両側2席づつの13列(ヨーロッパでは13は不吉な数字とされているので13列目が14列と記されているのに感心)。乗客も30人程と少なかったけれど機内はかなり狭かった(笑)。さすがに疲れの頂点に達していた僕は離陸と共に着陸寸前まで爆睡。おかげで約2時間のフライトは退屈しなかった。
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そして定刻通り21:40にドイツ・Stuttgart空港に到着。荷物も破損もロストも無く無事到着。入国ゲートをくぐると、そこにはTとPrestoが待っていた(涙)。

Prestoがどんなアクションするか楽しみだった僕。クールな奴にしては尻尾フリフリ+顔舐めといつもよりは盛大(?)に歓待してくれた(ホっ)。
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帰路の途中でKFCで夕食。寝不足と長時間フライトでくたくただった体には油っこいKFCはキツかったけれど、日本と違って22時を過ぎるとドイツではファーストフードくらいしか空いていないのでしょうがなくKFCのフライドチキンを食す。あぁ我が家に帰って来たんだなぁ〜と実感(日本は本当に食べ物がおいしかった。涙)。

その後23時なのに何故か渋滞にはまり、24時前にようやく我が家に到着。ドアtoドアで約25時間(!)に及ぶ日本の自宅→ドイツの自宅の旅をようやく終える。
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最後に荷物を出している際に、破けた袋から飛び出したコーン菓子をかっ喰らうPrestoの写真。本当このPrestoのスナック菓子好きは困ったものである。

最後に今回の日本滞在中に素晴らしいホストをしてくれたgoさん&kazooさん、僕の為に有給を使い(!)2日も遊んでくれたhiroさん&野獣の王国の面々(笑)。そしてお忙しい中来て下さったロンママさん&ニロママさん。本当にありがとうございました。おかげでとても印象深く楽しい8年振りの日本滞在を楽しむ事が出来ました(何よりも人生はじめてのオフ会に感激!)。

そのときの様子&その前後の記事はこれから必死にアップしますので乞うご期待!(貯まりに貯まった記事の数々。汗)

※↓の記事への沢山のコメントありがとうございました。コメントは必ず返答しますので少々お待ち下さい(この長い記事を書き終えたら時差ボケの影響か眠気が・・・)。
by presto-presto | 2010-04-24 16:56
<< その笑顔が見たかった。 飛ばない飛行機、遠い家。 >>



-僕とパートナー・Tと共にドイツで暮らすウィペット・プレストとの日常の記録。                 Presto:2008年9月18日生まれの♂のWhippet。           
by presto-presto
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