義両親と行く日曜午後の森散歩。
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何だか遥か昔のような感じのする3月28日の日曜日。Tの両親と一緒に僕らは小雨の降る中、森へと散歩に行く。



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以前から義両親と一緒に日曜の午後にお茶に行こうと約束していた僕達。お茶だけの予定だったのに、ノルディックウォーキングクラブに所属している義母が「素敵なコースを開拓したから是非一緒に散歩に行こうね♡(半強制。涙)」という提案。僕らは一抹の不安を抱きつつ(義母と行く散歩は常に非常にハード)集合場所の中世のお城へと出向く。
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この日は小雨が降っていたにもかかわらず多くの人々が森歩きを楽しんでいた。ドイツ人ってば本当に森散策が大好きなんだなぁと再確認。

写真は先頭を行く義母にピッタリと同伴して散歩を楽しむPresto。飼い主である僕らの事などお構い無しに先頭をガシガシと進む義母にピタッとついて歩く非情(?)な我が家の忠犬・Presto。
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今回義母が案内してくれたこのコース。いつもの如くハードでハァハァと息を切らせる程キツいのではないかという心配をよそに、予想外のとっても歩き易いコースにホッと胸を撫で下ろす僕達+義父(笑)。
義母曰く「あなた達みたいなウォーキング初心者に持ってこいだと思ったの、このコース」とのこと。確かにキツくもなくかといって緩すぎるわけでもない程々の難易度で初心者(?)の僕達にも歩き易いコースだった。
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森を抜けると見晴らしのいい場所へと出る。そんな平な場所に出るとタタタタっと僕らの前を行きフリスビーはまだですか?と期待に胸を膨らませて(?)スタンバるPresto。
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勿論僕らもそんなPrestoの期待に答えないわけにはいかない(笑)。というわけでしばしの間フリスビーを楽しむ僕らとPresto。義両親は丸太に腰掛けて一休み。
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フリスビー終了後はまた森へと進む。暖かくなったとはいえまだまだ冬の名残の残る鬱蒼とした暗い森。本格的な春の訪れにはまだ時間がかかりそう。
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いきなり僕らの眼前にこつ然と現れた正体不明の謎のオブジェ群。一体何なんだろうと覗いて見ると、グリーンのプラスチックの中には若木が立っていた。これは若木を鹿(若木や若芽を食べてしまうらしい)から守る為のものだとの事(何故かこういう事には詳しいT)。森の合間にこつ然と立つグリーンの棒の群れ。世紀末的雰囲気が漂っていた。
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森を歩いている途中で僕らがちょっとでも立ち止まるとフリスビーが出来るんですか?と勘違いするPresto。こんな山道ではフリスビーは出来ません(笑)。
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森を抜けると緩やかな牛の放牧地帯が広がる(左手に森、そして右手に放牧地帯。この頃はまだ寒かったので放牧はされていなかった)。
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牛や羊の放牧地帯には散歩中の犬や野生の動物が放牧地帯に侵入しないように、そして牛が逃亡しないように有刺鉄線や電機が流れる柵(ひも?)で囲われているのが普通。
この日は僕らがちょっと目を離した隙に、何と有刺鉄線をくぐり抜け放牧地帯に侵入してしまったPresto。僕らが歩いている散歩道に戻って来ようとして有刺鉄線に触れ「キャイ~ン」と悲鳴を上げる。幸い皮が裂けたりする事は無かったけれど、前脚に接触による軽い切り傷2つ。痛い授業料を払う事に。
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そして最後の森道を抜けるとそこには・・・
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散歩中の超巨大犬に遭遇。無難に挨拶を済ませるも、黒い犬の犬の巨体にビビり気味のPresto(笑)。この巨大犬(大きさ的にはドッゲぐらいあった)にはPrestoだけではなく僕らもビビり気味(汗)。
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尻尾をピコピコ振りながらも上から威嚇されるように興味を注がれ何処となく居心地が悪そうなPresto。そうそう、hiroさんところの巨ドベ・妃鶴嬢に威嚇されるときっとこんな感じなのではないだろうか(爆)。
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Prestoビビって絡まないね〜と思っていた矢先に、Prestoいきなりの爆走。それに釣られて巨大犬もPrestoを追って大爆走(笑)。
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Prestoと巨大犬の追いかけっこにギャラリー(?)は大喜び。Prestoもいつも以上に必死に爆走していた。
ただここで問題なのは、Prestoが爆走を楽しんでいるのか、必死に逃げているのか判断し辛い点。楽しんでいるのなら周回爆走で済むのだけれど、これが必死に逃げているとなると、僕らのコマンドに耳を傾ける余裕も無く必死に逃走という可能性もあるのが大問題(以前この判断を間違い痛い目に・・・)。
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巨大犬との遭遇を終え僕らは無事下山(?)。この後は最初の目的だったカフェへ。しかし雨降りの散歩の後のPrestoの足はドロドロ。さすがにこれでカフェに入るのは気が引けるので、道端の泉(?)でジャブジャブとPrestoを洗う。
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カフェの前では週末少年砲兵(?)が僕らをお出迎え。
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義両親は、僕達はこの地方を代表するケーキであるSchwarzwalder Kirschtorte(黒い森地方のチェリーケーキ)をそれぞれ注文。このカフェのケーキは巨大なので有名。そして僕らが食したSchwarzwalder Kirschtorteにはこの地方の名産品のチェリーシュナップスがふんだんに使われていて、お酒に弱い人だと酔っぱらってしまう可能性も(笑)。
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Prestoは散歩に疲れてテーブルの下で睡眠・・・と思いきや、何故か落ち着き無く繋がれたリードの範囲内で歩き回っていた(困)。
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復活祭が近かったので店内は復活祭の飾りが施されてとても良い雰囲気だった。

義両親と後から来たTの弟とその彼女も合流し楽しい一時を過ごした僕達。巨大なケーキを食してお腹一杯になってしまった僕達は、予定していた夜のメニューを軽めのものに変更しなければいけなかった(でもケーキは美味しかったのでノープロブレム)。こうして雨降りの日曜日の午後は退屈する事無く過ぎていったのだった。
by presto-presto | 2010-04-01 16:34
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-僕とパートナー・Tと共にドイツで暮らすウィペット・プレストとの日常の記録。                 Presto:2008年9月18日生まれの♂のWhippet。           
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