吹き荒れる『カルメン』な朝。
c0198524_20435746.jpg
金曜日にドイツ北部を吹き荒れた大型で台風並みの勢力を持つ低気圧『カルメン(ドイツでは低気圧に人の名前が付けられる)』の影響か、まるで嵐のような生暖かい暴風が吹き荒れる土曜日の朝。



c0198524_20474160.jpg
既に金曜日の夜の散歩の時からかなり激しく生暖かい風が吹き荒れていたけれど、朝目覚めると風はさらに強く吹き荒れ、バルコニーの鉢植えも1m程吹き飛ばされている始末。ちなみに毎朝警備隊のPrestoもあまりの風の強さに辟易としたのか、今朝の警備もソコソコにそそくさとリビングへと帰還。
c0198524_2051916.jpg
朝のリビングで発覚する「クマのトム殺害事件」。

換気の為にバルコニーの扉を開け、朝の静かなリビングを見渡すとクマのトム(おそらく3代目)が無惨にもはらわたを喰いちぎられ息絶えているのを発見。胴のあちこち、そして首、腕の付け根に穴が空き綿が露出。オペ(手術)出来ない事も無いけれど、そろそろお役目ご免でもいいかなと思う今日この頃。というのもこんな事態を想定してクマのトム4代目が既に待機しているのがその理由。
c0198524_20573650.jpg
耐久力抜群のフィーフィーは齧りかけの骨ガムと牛耳に挟まれて今朝もマイペースに佇む。それにしても土曜の我が家のリビング。そこら中にPrestoのオモチャや食べかけの骨やら抜け毛やらが散乱していて実に荒れている・・・(週末の掃除前だし)。
c0198524_210365.jpg
気怠い朝の時間もそこそこにそろそろ散歩に行きましょうかねぇ〜という事でベッドルームの外気温計を見てビックリ(あ、小さな虫が温度計の中で越冬中なのを発見!)。11月も半ば近いというのに14,4℃。何だか急に暖かくなったり寒くなったりと実に寒暖差の激しいこの季節。毎日の気温を折れ線グラフにするとかなり激しくギザギザになりそう。
c0198524_2124685.jpg
さすがに気温がコレだけ高いとコートもいらず。今朝の散歩はニットのセーターにマフラーのみで出発。それにしても気持ち悪い程の生暖かさの風。10年以上ドイツに住んでいるけれど、11月にこんなに生暖かい風が吹いたという記憶が無い程の異常な暖かさ。
c0198524_217752.jpg
道端に吹きだまる枯れ葉も、今朝の強風に煽られてクルクルと道路の上をダンス。うーん、何て言ったっけ、この現象。木枯らし???長らく日本語をしゃべらないと出てこない言葉があったりしてとっても恥ずかしい(アラフォーならではの老化現象!?)。
c0198524_2136818.jpg
着々と進行する町の(誰も望まない名ばかりの)緑化プロジェクト。そして遂に今まで手つかずだった川の対岸にまで緑化プロジェクトの魔の手が伸びる(悲)。対岸は僕達(犬飼達)にとって唯一残された、犬を気兼ねなく走しらせる事の出来る場所だったのに、ここでも美しい大木を切り倒し、いらない(たぶん誰も使う事の無い)ピクニックプレイスなるものを建造。そして自然の景観にそぐわない巨大な船を象ったモニュメントまで建造するらしい(このプロジェクトの発案者のセンスを本当に疑ってしまう)。
現在社会現象にまで発展している州都の中央駅改装問題といい、この町の小さなでも無駄な緑化プロジェクトといい、何故か行政は民衆の待ち望まない事項にばかり巨額の税金を投入し自己満足したいらしい。その結果、全国各地で民意にそぐわない事項に反対もしくは中止を求める大規模なデモが頻繁に行なわれているというニュースがほぼ毎日と伝えられている。
しかし最近の世界の政治の傾向は、政治家は民衆の意向とは正反対の方を向き、自分達の思うがままに独裁的に、しかも強行的に世界をねじ曲げようとしているような気がしてならない。民衆の為の政治というのは理想で終わってしまったのだろうか。
c0198524_21262521.jpg
ちなみにこの僕達の朝の定番ルートも来年の3月から町の緑化プロジェクトの目玉のガーデンショーの開催と共に閉鎖(有料)。今朝もTと「ショーがはじまったら一体どこに散歩に行けばいいのだろうね〜」と憂う。
c0198524_214050100.jpg
憂うと言えば、散歩道のあちこちに散らばる写真の空き瓶。これはもう品行方正(笑)な日本から来ると「ドイツの学校では道徳の授業は無いのか!!!」と頭をかしげたくなる、ドイツ(特に若者達)のモラルの無さの現れ。道端でビールやアルコール類を飲むのは構わない。少々騒ぐのも構わない(その年頃の楽しみだし)。でも飲んだビールの空き瓶を道路に投げ捨てていくのはマナー違反。
特に多くの町の人(多くは小さな子供連れ)や犬連れの多いこの散歩道のど真ん中に割れたビールの瓶のガラス片があるのは危険極まりなく、今朝は朝からそんなガラス片の回収にTと共に精を出してしまった。「まったく最近の若者は!」とついついこぼしてしまう年上の人たちの気持ち、今ならわかるような気がする(←って自分が歳喰っただけ!?)。
ちみにご近所の雑種のウィルマーちゃんは、この道端のガラス片によってこの夏だけで4回も怪我をしている。
c0198524_21483071.jpg
朝の散歩の帰り道。パン屋で遅い朝食の為にパンを買うTを外で待つPrestoと僕。この時間のパン屋は週末の買い出しの人で一杯。そんなパン屋の中の様子をPrestoはじっくりと観察。写真ではお利口にお座りして待っているように見えるけど、ついつい腰をあげてしまうのが悪い癖。というわけでPrestoの「待て」60点(食べ物を前にした時の「待て」は100点満点なんだけどねー。困)。
c0198524_21524297.jpg
帰宅後は週末定番のリビングでの朝食(いつもはキッチン)。リビングのテーブルの上に展開する朝食に興味津々のPresto。ただし食べ物に近づこうものならTと僕から雷が落ちる。しかし今朝は僕達の隙をついてハムの端っこをペロリと舐めたので、我が家の最高刑・ウーウーの刑に処される(自業自得)。
c0198524_21552148.jpg
今朝の朝食の友(テレビ)は「特集・ロマンスカーの旅(勿論ドイツの番組)」。小田急線のロマンスカーに焦点を当て、新宿、箱根の様子も紹介。そんな遠い懐かしい日本の様子をTと一緒に見ながらの朝食。「あ〜旅館の和食の朝食が食べたい!」とパン食キライの僕はついつい涙ぐんでしまう(笑)。
c0198524_21572791.jpg
ウーウーの刑に処されたPrestoは反省したのか、僕の足下でお行儀良くそして神妙に待機。勿論僕達の朝食の後にPrestoも朝食タイム。その後、PrestoとTはお昼寝。そして僕はこうしてブログの更新。暴風はお昼過ぎから和らいできた模様。


・・・今週末、来週末と実は人生はじまって以来はじめての自主的仕事のキャンセル。というのも、7月からずっと痛みとしびれのひかない左腕が悪化。ついに仕事道具を長時間保持するのがキツくなり泣く泣く仕事をキャンセル。ホームドクターにも神経科医にもマッサージ師にも原因はわからず終い。一体何が原因でこの痛みが続くのか?そして一体いつまでこの痛みが続くのか?と?だらけの今日この頃。やっぱり人も犬も健康一番だなぁ〜と空を見上げながらしみじみと考えてしまうのであった。

にほんブログ村 犬ブログ ウィペットへ
にほんブログ村
by presto-presto | 2010-11-13 22:24
<< 裂傷。 あくび。 >>



-僕とパートナー・Tと共にドイツで暮らすウィペット・プレストとの日常の記録。                 Presto:2008年9月18日生まれの♂のWhippet。           
by presto-presto
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30