ついていない日。
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クリスマスイヴ前日の木曜日の午後。Presto、散歩中に不幸にも犬に噛まれて負傷。




クリスマス休暇初日の今日(木曜日)。午前、午後と久しぶりにPrestoとマッタリと過ごす筈だった一日。Prestoが昼寝をしていた午後、久しぶりにドイツ在住の日本人友人から電話がありお互いの近況を報告し合う。電話中の僕を気遣って、Tが「一人で午後の散歩へ行きます」と書かれたメモを僕に見せてPrestoを連れて午後の散歩ヘと一人で出かける。

友人との電話を終え、ブログにアップする写真の編集をしていると散歩中のTから電話。「Prestoが怪我して歩けなくて抱えて帰ってきたけど、重くてもう運べないから迎えにきて」との事。勿論僕は「Prestoが怪我!?」「歩けない!?」「どうして?」という疑問が頭の中を過ったものの、急いでPrestoとTを迎えに行く事に。
3本足で辛うじて立って待っているPrestoを抱えてTと共に家路につく。そして怪我した時の状況を動転しているTから聞き出すと、どうやら散歩中に出会ったゴールデンレトリバーと折り合い悪く、お互いにガウッて威嚇し合った後にPrestoは噛まれたらしいとの事。

その時の状況を詳しく記すと、Tはたまたま散歩中に出会ったこのゴールデンレトリバーとPrestoを遊ばせるつもりでレトリバーの飼い主に「リードを外しても平気か?」と聞いた上でお互いのリードを外してフリーにさせたらしい。普通ならココでお互いに挨拶を交わす犬達を見届けながら飼い主同士も立ち話となるのが普通なのに、この飼い主はリードを外した後はスタスタとその場を去って行ってしまったらしい。そして後に残された犬はクルクルとPrestoと一緒にお互いの匂いを嗅いでいる間に険悪な空気が漂いはじめ、お互いに背中の毛を立てて唸りはじめ威嚇をはじめたとの事(この時点でお互いノーリード)。
牙を剥きながら唸るゴールデンレトリバーに危険を感じたTはPrestoの首輪を引っぱりその場を脱しようとした瞬間(これは褒められる対処ではなかった)にお互いの威嚇が攻撃に反転。そしてまさにその瞬間にゴールデンレトリバーは遥か向こうにいる飼い主に呼び戻されて去って行ったという。
ゴールデンレトリバーが去って一安心したTはPrestoを回収。リードをつけて家に向かいはじめるとPrestoが泣きはじめ散歩を拒否。そしてそこではじめてPrestoが負傷している事に気づいたという。
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Prestoを家に連れ帰り、まずは怪我のチェック。
右前足で得意のネコパンチでゴールデンレトリバーに立ち向かったのか、かみ傷は右前足に集中。素人目にチェックするとかみ傷は大小合わせて全部で7カ所。そのうち2カ所はかなり深い傷。
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そして足の内側にもガッチリと深く食い込んだ牙による傷がひとつ。
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そしてTは血のりがついているだけだと思った頭にもかみ傷。僕としてはこの頭の傷が一番心配だった。
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Prestoは傷の痛みとショックで顔を引きつらせてハァハァしっぱなし。
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そんなPrestoをクッションに横に寝かせて、氷を舐めさせて落ち着かせる。横になってからも息づかいは荒く、そして全身を痙攣させていた。
幸いTが傷に気づいた時点で獣医に連絡(負傷したのは午後4時)。本来は往診時間ではないものの幸運にも午後6時に予約が取れる。
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午後6時ピッタリに獣医に到着するといつもの女獣医さんは往診中。いつもは多くの犬ネコで賑わう待合室はひっそりと静まり返り僕達だけ。そして普通ならこの写真のように抱かれるのを極度に嫌がるPrestoも傷が痛むのか静かに僕に抱かれて待っていた(あまりにも珍しいのでTがiPhoneで撮影)。

Prestoの傷を見た獣医さん。「まぁ随分派手にやられたわね〜!ちゃんと相手の電話番号は聞いてある?」との問いに、はじめての出来事に動転していたTは相手に文句もいわず、電話番号も聞かなかったらしい(気づいた時には既に相手の飼い主は立ち去っていたとはTの談)。

Prestoの傷の処置にはかなりの時間を要する。深い傷は後少しで筋を破損してしまう程深いとの事。まずは2カ所の深い傷をホッチキスで処置。しかし傷が大きく深い為かホッチキスではしっかりと留める事は出来ず、局部麻酔を使って縫う事に。
局部麻酔が効くまでの間、獣医さんは次の往診。この時にTと僕に「あなたたち英語は得意?」と問い、それに対しTが僕が英語よりもハンガリー語に長けているという事を伝えると「何という幸福!次の患者、ハンガリー人でドイツ語しゃべれないのよー。通訳してくれる?あたし英語苦手なのよねー(笑)」と言う事で、僕はいきなりドイツ語〜ハンガリー語の通訳に狩り出される(汗)。
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通訳を何とか無事終えて、今度はPrestoの処置の手伝い。僕とTでPrestoを押さえて獣医さんが右前足を2カ所縫う。そして化膿止めと抗生物質を注射して足の処置は終了。心配だった頭の傷はそれ程深くは無いもの、傷自体が大きいので治るまでに時間がかかるとの事。神様どうかこの傷がハゲになりませんように(祈)。
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帰宅後も相変わらずハァハァと息は荒かったものの、コンビーフに包んで(?)投与した痛み止めのおかげか呼吸も落ち着き、しばらくするといつも通りに寝れるように。

次の2日間は要包帯。散歩の時は包帯が濡れないように処置するようにとの事。そして2日後からは包帯を外して傷を乾かす事。そして約10日後に抜糸という指示を受ける。

何だか毎年クリスマスイヴを静かに幸せに過ごす事の出来ない我が家(涙)。昨年は24日に猟犬(この秋に殺処分)に襲われて3時間の失踪事件。そして今年は予想外の噛傷事件。

・・・サンタさんへ。
どうかPrestoの傷がはやく癒え、来年のクリスマスイヴこそは静かに幸せに過ごせますように(コレが僕達にとって一番のプレゼント)。

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by presto-presto | 2010-12-23 23:49
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-僕とパートナー・Tと共にドイツで暮らすウィペット・プレストとの日常の記録。                 Presto:2008年9月18日生まれの♂のWhippet。           
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