2011 Windhund Festival -250匹のウィペット
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我が家の毎夏の恒例行事となりつつあるドナウの源流の町・Donaueschingen(ドナウエシンゲン)で8月6〜7日に行なわれたWindhundfestival(サイトハウンドフェスティバル)。今年も初日の6日に訪れてみる。




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いつもと同じ土曜日。朝起きていつもよりたっぷりと週末の朝の散歩をして朝食。そんな事をしていたら予定出発時刻はとうに過ぎてしまい何と正午の出発となってしまう(京子さんから「いつ来るの?」なんて電話かかって来るし。大汗)。我が家から会場まではおよそ一時間。車を駐車して会場に向かうとチラホラとすれ違うサイトハウンド達。毎年の事ながら普段見慣れないサイト達を発見する度にドキドキしてしまう(笑)。
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会場に到着後、まず向かったのはウィペットの審査の行なわれているリング。毎回ウィペットの審査はサクサクと進んでしまうので、よもや審査を見逃してしまったかと心配だったけれど無事審査は継続中。
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リングでは丁度シニアクラスの審査が行なわれていた。写真向かって左のウィペット。ほー中々良いプロポーションと歩きだなぁと思っていたら見事優勝。審査はただ眺めてるだけでなく、あの犬がよい点採りそうだとか、姿勢は良いのに歩き方がダメだねーとかあーだこーだ言いながら眺めつつ、どの傾向の犬が賞を貰えるのかという審美眼を養う場所としても最適(京子さん談)。
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リングで行なわれている審査を静かに魅入るウィペットたち。
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審査前の最後の点検(?)中のウィペット。心配そうに飼い主を見上げる目からこの犬が緊張をしているのが伺える。
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実際に審査に出る前の待機中のウィペットと飼い主達。緊張の瞬間。
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厳しい審査を通過しクラス優勝したウィペット。リングサイドのウィペット達にまるで祝福されているかのようなこの写真(笑)。
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僕が審査の様子を撮影している間Prestoは何をしていたかというと・・・写真のように審査に参加中のウィペット達相手に尋問中。イケイケ三白眼がとっても偉そう(すこしはフレンドリーに他のウィさんたちに接するように。イエローカード!)。
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今回一番僕が気に入ったのが、この睡眠中のブルーウィペット。スペインのpatitoさんちのMalouちゃん似のとっても素敵な全身ブルーコート。ブリーダーさんにお話を伺うと、ブルーコートにこだわったブリーディングをしているとの事。確かにこのブリーダーさんが連れていたウィは単色もブリンドルの子もとても素敵なブルーコートだった。
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こちらはsa@coさんちのニロくん似のウィペット。
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最近はこんな感じの非対称の模様をもつウィペットがとっても気になったり(笑)。
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まぁ当たり前と言っちゃ何だけど(笑)とにかくリングの周りはウィペット、ウィペット、ウィペット。もうこれだけでご飯3杯は軽くいけます(←意味不明。爆)ってな感じ。
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大所帯のブリーダーさんだとこんな感じで譲渡前のパピーを連れて来る事も。ドイツでは犬を長時間留守番させる事が法律で禁止されているので、多くのブリーダーさんのように複数頭の大所帯の場合でも、審査に参加しない犬を決して一日中家で留守番させる事は無く、家族総出、大所帯での民族大移動(?)となる。
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ウィペットの審査が行なわれているリングを離れて、会場内を歩いてもまぁいるわいるわのウィペットたち。本当ウィペット好きにはたまらない右を向いても左を向いてもウィペットな状態に歓喜する僕達(笑)。あとで京子さんから「ウィペットのエントリー250頭越えらしいですねー」と言われビックリ。まぁ150頭のエントリーは下らないとは思っていたけれど、まさか250頭越えとは!どうりでうじゃうじゃウィペットがいた訳だ(爆)。
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昨年のこのフェスティバルの後に『ドイツにおけるウィペット繁殖の現状 〜あるブリーダーの苦言』という記事に書いたように、ここ数年ドイツにおけるウィペット人気はうなぎ登り(といってもパグやチワワの比では無い)。それに伴い前述の記事にあるような、ウィペットという種の未来を一切無視した、いい加減で無計画且つ無知な素人ブリーディング(うちのカワイイ子に子供をとか)やお金儲けの為の安易なブリーディング(実際にドイツでは犬の繁殖ではお金儲けは出来ない)が問題になっている一方、今年の250頭越えというエントリーの多さからもわかるように、真剣にブリーディングに取り組もうという人達が多いのにも気付かされる。
ドイツにおけるドッグショーというのは、優勝という付加価値(実際に優勝は全然付加価値じゃないしありがたいものでもない)による譲渡価格の上乗せの為ではなく(ドイツでは犬の値段は犬種ごとに定められているし、珍しい色や模様のコートだから値段が高騰する事も、チャンピョン犬の子供だから値段が上がる事も決して無い。なぜなら血統書付きの犬は皆チャンピョン犬の子孫であると定められているから)その犬種の本来あるべき姿に沿ったブリーディング、すなわち定められた基準(スタンダード)に近い犬種の育成の為の指針であって、けっしてその犬種のの美しさだけを競うものではないというのが重要な点。強いて例えるならば、ドイツのドッグショーとは容姿端麗な健康優良児を見つけ出す為の健康診断といったところだろうか。

このように健康な犬種の未来を考えた基準に沿ったブリーディングを行なった上で、さらに「うちはブルーコートにこだわっているの」とか「コーシングが得意」「うちは虎のようなブリンドルが得意」といったそれぞれブリーダーさん達のこだわりに加え、攻撃的な性格の犬や極度に恐がりの犬は繁殖に用いないといった犬の性格までをも考えた責任あるブリーディングをするブリーダーさん達。そんなブリーダーさん達からだからこそ安心して自慢の犬達を譲ってもらう事も出来る訳だし、譲ってもらいお金を払ったら関係は終わりという事も決して無いのがドイツで犬を飼う上でとっても嬉しい点でもある。

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by presto-presto | 2011-08-16 06:31
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-僕とパートナー・Tと共にドイツで暮らすウィペット・プレストとの日常の記録。                 Presto:2008年9月18日生まれの♂のWhippet。           
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