逃れられないイヴの日の受難。
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2009年12月24日、回収寸前に放牧中の猟犬に突然襲われ3時間の失踪。2010年12月23日、朝の散歩で出会ったゴールデンレトリヴァーと喧嘩になり頭と前足を縫う怪我。そして2011年、今年こそは無事故でクリスマスを迎えようと細心の注意を払ったにもかかわらずPresto、前右足の爪を根元から失い負傷(涙)。




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『今年こそは無事故でクリスマス!』を目標にTと僕、二人揃って細心の注意を払い出向いた朝と午後の散歩。その甲斐あってか今年は怪我も失踪も無く無事帰宅。その後毎年恒例のTの実家での家族揃ってのクリスマスイヴの集いへと出向き楽しい一時を過ごす。そしてTの家族に別れを告げ、車に乗り込んだその瞬間に毎年恒例(になっては困る)のPrestoの身に降り掛かる受難が襲いかかる。
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いつものように後部座席に設置されているPettubeへPrestoを回収しようとまさにPrestoを車へと誘導したその瞬間、「キャン!」と言ってPrestoが飛び上がる。その場では気付かなかったけれど、この時車の床に転がっていたドリンクホルダー(立付けが悪くたまに外れて床に転がる)の金具に足を挟み、写真のように右前足外側の爪をザックリと根元から折ってしまったらしい。

「あ〜今年は何事も起こらず良いクリスマスだね〜!」なんて呑気にTと話していた矢先のこの事態。自宅の到着してPrestoを車から降ろしてビックリ!Prestoの白い四肢は血に染まり(!)Pettubeもクッションも血まみれ。一瞬一体何が起きたのかわからない程血まみれの現状を見てパニック。直にPrestoを抱きかかえて怪我の確認。Tが傷の場所を特定。直にシャワーと直行し血を洗い流して傷を詳細に確認。幸い指が千切れた訳ではなく、爪のみが折れたよう。という事でこの夜は血がまだ止まっていなかったのでガーゼで傷口を多いバンテージで固定。
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一夜明けたクリスマス(25日)の朝。幸い血は止まり傷口も思った通り爪だけの損傷の様だったので獣医には行かない事に。傷口の保護と舐め防止(!)の為に、昨年のPrestoへのクリスマスプレゼントのRuffwearのソックスとブーツを履かせる(ウィペットは他のイヌに比べ足が極端に小さいので、一番小さいXSサイズでも大きいのでソックスの併用が必須)。
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ブーツを履かせた後は朝の散歩。「怪我を負えども散歩は欠かせぬ!」と言わんばかりにやる気マンマン神妙な面持ちで待つPresto。
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怪我した右足をぶら下げるように構え、3本足でピョンピョン跳ねながら散歩するPresto。三本足による跳ねる感じの歩行スタイルからかなりリードを引っぱるなと予想されたこの日は首輪ではなく、首に負担のかからないハーネスを使用。この日は以前から愛用のRuffwearのハーネスではなく、kazoo&goさん夫妻から届いた憧れの(!)ピムリコ製のオシャレでスポーティーでカッコいいハーネス(このハーネス及びクリスマスプレゼントについては後日UP予定)。しっかし三本足でピョンピョン跳ねながら歩くPresto。まるでカンガルーのよう(特に三枚目の写真)。
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散歩開始後何度かマーキングを試みるも2本足ではバランスが取れずに成功しなかったPresto。散歩開始後約10分、ようやく写真のように怪我した足を地面に着き成功。
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怪我はしているものの元気一杯のPresto。三本足ながら毎朝の如く棒切れをブンブン振り回しながら朝の散歩を楽しむ。
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前足を上げたその姿が少々痛々しいけれど当の本人(犬)はあまり気にしていないよう。それにしてもスポーティーなのにエレガントなオシャレなハーネスだ(Ruffwearの赤いブーツにもピッタリ!)。

怪我から数日が経ち、室内ではビッコながらも四つ足で歩けるようになったPresto。毎日三回の散歩では相変わらずピョコピョコと三本足歩行ながらも元気に駆け回っている(ホっ)。あとは無事に折れた爪が再生してくれて、一日も早く今まで通り普通に歩ける事を願うばかり。ちなみにこの事件を聞いた東京の母曰く「もうあんた達毎年何やってるのよー!かわいそうなPresto(←Prestoファンな母)今度からはちゃんとPrestoの首輪に厄よけ付けときなさい!」との事。厄よけが効くならば、来年のクリスマスの日には首輪といわず全身に5つくらい厄よけ着けて無事に乗り切りたいというのが本音かも(真面目)。

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by presto-presto | 2011-12-29 23:11
<< Gutes Neues 2012!! クリスマスイヴの過ごし方@2011。 >>



-僕とパートナー・Tと共にドイツで暮らすウィペット・プレストとの日常の記録。                 Presto:2008年9月18日生まれの♂のWhippet。           
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