春の小川と春一番。
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春の気配を感じる気温だった日曜日。春の小川はサラサラではなく轟々と流れ、春一番(ドイツには春一番は吹かないけれど)というにはいささか激し過ぎる暴風が一日中吹き荒れる。



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写真では穏やかな小春日和の午後のように見えるけれど、実はヨーロッパ全土を暴風が襲った日曜日。あまりの強風に森の木々がなぎ倒され、電車は不通に。そして黒い森を走っていた車にも倒れた木が直撃して死者が出た程の強力な嵐の吹き荒ぶ一日だった。

ちなみに僕らの住む州のこの日の最大瞬間風速は136km/時。写真の小山の木々もユサユサと不気味に激しく揺れていた。
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凄まじい強風だったので、フリスビーは無理かもしれないと思い、この日はフリスビーの他にRuffwearのターンアップとゴートも持参。風が止む僅かの間にフリスビー、そして風が吹きはじめればターンアップ&ゴートと使い分ける。
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この日は暴風も凄かったけれど、川も雪融け水と雨の影響で水かさいつもの60%増(目測)とかなり激しかった。いつもはそれこそサラサラと流れているこの小川もこの日は轟々。僕らが住む町に至っては、川の水が新設の遊歩道まで氾濫。そんなでここ数日は散歩時にあまり川に近づかないように注意している。
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とはいうものの、気温が10℃以上になると寒冷地仕様ウィペットの我が家のPrestoは、フリスビーの後には暑すぎて激しく舌を出してハァハァ。そうなると身近な川にダイブ・インが普通だけれど、さすがにこの日は激しい川の流れにビビったのか、慎重に水を飲み前脚だけを水に浸してクールダウンをしていた。

ちなみに写真左の木、よく見ると川からニョッキリと生えてるのに気付く。それ程この日は川岸ギリギリまで水かさが増していた。
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Prestoのクールダウンが済んだ後は散歩続行。しばらく行くと、こんなのどかな羊の群れに遭遇したり・・・
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まるでリアルモグラたたきが出来そうな程のモグラの穴山(?)を横目に僕らは散歩を続ける。
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この日唯一すれ違ったのは写真のドーベルマン(hiroさん、本場ドイツのドベですよ〜。笑)のみ。しかしこのオーナーさん、僕らとの接触を望んでいるようには見えなかったので、残念ながら犬同士の接触は無し。遠目に珍しいドーベルマンを眺めるに留まる(とても凛々しくてカッコ良いドーベルマンだった)。
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週末は久しぶりにTの実家に滞在して庭の春支度要員に狩り出されていた僕達。この散歩の後、僕らが庭仕事をしている間、Prestoは義父に連れられてさらに1時間30分の散歩を満喫する。

轟々と吹き荒れる暴風は僕らにとってはたまらなかったけれども、Windhund(風の犬)とドイツで称されるサイトハウンドのPrestoにとっては暴風も何のその。いつもの以上に楽しく散歩三昧の日曜日を満喫したようだった。
by presto-presto | 2010-03-02 09:32
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-僕とパートナー・Tと共にドイツで暮らすウィペット・プレストとの日常の記録。                 Presto:2008年9月18日生まれの♂のWhippet。           
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