あったか陽気の土曜の午後のユルユル散歩。
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久しぶりの二人と一匹揃っての散歩となった土曜の午後。空は生憎ドンヨリとした灰色の雨雲に覆われていたものの、気温は17℃と心地よい。そんな春めいた生暖かい空気の土曜の午後、僕らはゆるゆると散歩に出かける。



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いつもの如く軽〜くウォーミングアップ(ノーリードでの散歩)をした後は定番のフリスビー。この日は風が強く、フリスビーを投げる方向に気を使わないとフリスビーは全然飛ばなかった。そこで僕らは、さながらプロゴルファーが芝で風向きを確かめかの如く風の吹く方向を見定めフリスビーを投げる方向を決める。そして旨く風を見定めるとフリスビーの飛距離は断然アップ。それに伴いPrestoの運動量も飛躍的にアップ(相乗効果)。
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我が家の寒冷地仕様ウィペット、気温が10℃を越えるとバテルのが早い。ましてやこの日のように気温が20℃近くまで上がると大好きなフリスビーをしていても早々にバテバテ。極寒の冬場はこちらの腕が痛くなるほど投げなければ気が済まないのに、暖かくなると軽くワンセットでバテバテ。こんなに早くバテられると、今度は投げてる僕らの方が欲求不満気味に(笑)。
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つい先日までまっ白な雪に覆われていた大地は、いつの間にやら若草色の春らしい色に覆われていた。それに伴いPrestoの草喰い(?)も復活。緑の新鮮な芝を喰らう羊犬の習性が春と共に戻ってきた。
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ピピー(笛の音)「Presto選手、大地が黒く変色している場所は立ち入り禁止区域です。速やかに立ち去るように!」との指示を受けるPresto。黒く変色大地には牛の糞尿の肥やしが撒かれたばかり。そんな場所でゴロゴロされた日にはコチラが堪らないので(経験済み)早々に立ち去るようにコマンド発令。
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雪が溶けて露呈した大地は匂いが満載のようで、そこかしこクンクンと嗅ぎまくるPresto。そのため鼻を地面スレスレに付けながら歩くその様は優秀な警察犬のよう(カッコだけね。笑)。
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Prestoも散歩コースを熟知しているようで、ある場所に来るとピタッと止まり僕らを凝視。
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勿論僕らを凝視するその目は「フリスビー」の合図。Tがフリスビーを投げると同時にダッシュ!!!
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フリスビー目がけて爆進するPresto。
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ハシっとフリスビーをキャッチした後はクルリと身を翻し僕らの元へ(帰りは行き程スピードが出ない)。
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そしてTの前でフリスビーを投げ捨て次の投射に集中。
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そしてフリスビーが投げられると素早く方向転換してまたダッシュ(我が家は常にフリスビーは2枚体勢。この方が効率が良い)。
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こうしてPrestoの舌が写真のようにベロンと出て来る頃が止め時。ココまでべろんと舌が出るとPrestoもバテバテ。ハァハァハァとかなりのピッチで呼吸をする。
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雪が積もっていた頃はココでガガガガっとショベルカーの如く雪を食べてのどを癒すわけだが、生憎あたたかな陽気では雪も無く、近くに川も無い。ようやく道端の雪融け水を見つけのどを癒すPrestoにTは大慌て。その理由は「その水は新鮮じゃない!」。大丈夫、いくら喉が渇いていても腐った水は飲まないだろうし、多少泥まみれでもそう簡単に腹は壊さない筈さと心配するTをヨソに呑気に僕はのたまう。
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僕らの進む先をクンクンクンと地面の匂いを嗅ぎながら進み、はたっと思い出したように止まり僕らを確認するPresto。僕らとの距離が開きすぎると「Komm! (来い!)」のコマンドで呼び戻される羽目に。
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前方から散歩を楽しむ人が来ると回収されお縄頂戴となるPresto。これはPrestoが人に襲いかかるというわけではなく、犬嫌いの人もいるという事への配慮。犬嫌いの人にとっては、いくら訓練されピタリと飼い主の横に付いている犬でも、ノーリードだとやはり不安を感じるのではないか?というのが僕らの考え。

そして人同様、前方から犬がやってくる場合も僕らは一応リードをつける事にしている。これはPrestoが相手の犬にビビって逃走しないようにという自己防衛のためと、やはり飼い主によっては見知らぬ犬との接触を恐れる場合があるため(これにはヒート中という理由も含まれる)。僕らは見知らぬ犬と出会ったときはまず「放しても平気?」と声をかけてからPrestoのリードを外す事にしている。
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散歩を楽しむ老夫婦とすれ違った後、僕らの車が駐車してある場所までまたしばしの自由を満喫するPresto。
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車に到着してPrestoを車に乗せようとすると写真のように乗車拒否をするPresto。その目は「まだ僕うちに帰りたくないもん!!!」と主張する。
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散歩拒否をして立ち尽くすというウィペットの話は良く耳にするものの、我が家はその反対。散歩をまだ続けたいと主張して立ち尽くす(汗)。
Prestoを見ていると、とにかく遊ぶのが大好きで散歩命。家でも僕らが相手をすれば終始ボールやぬいぐるみで遊べ遊べとけしかけて来る。そして最近気付いたのだけれど、Prestoが寝るときは暇を持て余している時。誰も遊んでくれずに一人遊びに飽きるとそそくさを昼寝場所へと消えていく。僕らが一日中ずっと構ってあげられるのならば、きっと寝る暇も惜しんで遊び続けるのではないかとPrestoの行動を見ていると感じる。
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イヤイヤながら僕に尻を押され後部座席に常設のPetTubeに回収されるPresto。その表情は何となく不満気。
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そして家に到着すると今度は降車拒否をするPresto。PetTubeの入り口を開けても出て来ずにクッションの上で寛ぎ続ける。その態度はまるで「入れって言ったから入ったのに今度は出ろとはどういう事ですか?(怒)」と言わんばかりの態度。こうなるとテコでも動かないPresto。僕らに今度は無理矢理首輪を引っ張られてようやく出て来るという非常に手のかかる奴。Presto、聞き分け良いように見えるかもしれないけれど、飼い主に似たのか実はとっても頑固だったりする。

帰宅後は足を洗い(汚れている時には全身シャワー)、しばしの間一人オモチャをぶん回し家中を走り回り、僕らがようやく散歩の後のエスプレッソを飲む頃に落ち着くのが日課となっている。

久しぶりの家族揃っての散歩。それぞれがユルユルと楽しんだとってもリラックスした散歩となったようだった。
by presto-presto | 2010-03-22 11:56
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-僕とパートナー・Tと共にドイツで暮らすウィペット・プレストとの日常の記録。                 Presto:2008年9月18日生まれの♂のWhippet。           
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