先週末の森散歩。橙色に染まる森を抜けると、珍しく山羊の放牧に遭遇する。




森を抜け、広大な草原でPrestoとボール遊びを楽しんだ後、散歩を続行する僕達。
しばらくすると目の良いT（遠目が効く）とPrestoが前方に放牧中の動物を発見。右側の森側には茶色の動物。そして僕達が通過する林道側には白い動物の群れを確認。茶色の動物はすぐに山羊だろうと確定。でも林道側の白い動物は何だろうと放しながら近づいてみると・・・。
白い動物もヒツジではなく山羊だった。
放牧中の山羊の群れに近づくと、Tによって係留されるPresto。僕はノーリードのままでも大丈夫だよと主張したものの、Tは先日のPresto電撃事件がまだ記憶に新しく、僕の主張など無視してPrestoにリードをつける（放牧中の土地を囲う網（？）には脱走防止の為に微量の電気が流れている事が多い）。
山羊といえば「アルプスの少女ハイジ（笑）」に登場する白くて細くてあご髭の生えた山羊を想像してしまうけど、ドイツでお目にかかる多くの山羊は茶色。山羊って想像以上にかなりの種類が存在するようで、この日お目にかかった白＋茶の山羊にははじめて遭遇。ダックスフンドのような垂れ耳が何ともカワイかった。
まだパピーの頃に山羊に初遭遇しているPresto。その時は山羊独特の縦割れ（？）の目が怖かったのか、恐れをなして断固として近づかなかったPresto。でもこの日は恐れる事も吠える無くただジッと山羊の群れを一定距離を保ちながら観察していた。
放牧中の山羊の群れからかなり離れたのでPresto開放（笑）。するといきなり写真のように戦闘態勢になり爆走開始！！！
そして驚く事にPrestoの向かった先は放牧中の山羊の群れ（冷汗）！焦って大声で呼び戻しする僕とT。そんな僕達の焦りなど気にも留めずに、放牧中の山羊の群れの手前で颯爽と身を翻すPresto。
ドドドドドドドッと嬉しそうに大爆走しながら僕達の元へと一直線。
そんなPrestoを眺めながらホッと胸を撫で下ろす僕達。Prestoよ、お願いだからあまり僕達をヒヤヒヤさせないでおくれ（切実）。
爆走を終え満足したPrestoは、この後僕達からつかず離れずの距離を保ちながらくんくんくんくんと散歩の続きを楽しむ。

ちなみにこの時僕達は「ねぇドイツ人って山羊食べないよね。山羊放牧してどうするんだろう？（僕）」「山羊ったらミルクでしょう。それを加工して山羊チーズにも出来るし（T）」というような会話をしていた。
山羊ミルクはまだ試した事無いけど、チーズは少々癖があるけれど中々の美味。今度久しぶりに山羊チーズを買ってみようと放牧中の山羊を見学したあとに心に誓う僕（←食用系動物を見ると何故か食べ物の話題になってしまう僕。勿論水族館でも刺身や寿司の話しになってしまうのは悪い癖。大汗）。


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